オギャーと生まれてから、毎日片時も離れずに育てた我が子が入園の歳にな |
りました。 |
いつも側にいる筈の親がいないことは、子どもにとってはかなりの不安でしょ |
う。親も少なからず同じと思います。入園当初「ママ、ママ、ママに会いたい」 |
と泣く子の気持ちもわかりますが、こうして育てれば大丈夫という方法はあり |
ません。心配なく幼稚園に出して頂く為のお役にたてばと思います。 |
|
1.たとえ数時間にしても、親の手元から離れます。 |
子どもにとっては、初めての自立の時でもあり、親子で喜びと不安を |
知る一歩になることと思います。 |
親が安心して子どもを手放すには、「子どもを信用すること」です。 |
トイレも出来るし、話しも出来るし−−。」と思えることだと思います。 |
|
2.親の不安は子どもに伝わります。親は「楽しいね。良かったね」とフリ |
でも良いですから、建設的・楽天的な対応をするようにお願いします。 |
一方で子どもの心身の様子を観察し、疲れや不安の解消に配慮して下さい。 |
細かいことに配慮しながら、細かいことにくよくよしない親の対応・態度が |
子どもの心の安定につながると思います。 |
|
3.入園時までに親が教えておく大切な事は、「親が側にいなくても先生がい |
れば大丈夫」と思う安心感と「お母さんはちゃんとお迎えに来てくれる」と |
思える、親への信頼だと思います。このことも個人差がありますので、あま |
り気にしなくて結構ですが。 |
|
4.安心感と信頼が育つ一番は、人を信用出来る・大人が側にいれば安心、の |
環境で育つことだと思います。誰か(母とか父)が側にいて、困った時には |
助けてくれて、ここち良さと安心などを味わって育つことだと思います。 |
幼稚園も担任も安心と心地好さを覚えて貰えるよう努力しますので、子ども |
が、担任を信用し好きになるように、ご協力をお願いします。 |
|
5.気持ちとは別に実際の作業も出来れば、さらに自信がつきます。 |
第一は、食べる事と排泄・言葉の理解・言葉で気持ちを伝える事、等でしょう |
か。次は靴を履く・脱ぐです。靴は案外くせものです。これが楽だと子どもの |
負担はずいぶん軽くなりそうです。履きやすい靴をお選び下さい。 |
|
6.排泄のことに関してお願い。 |
近年オムツ離れが遅い子が増えているように思います。オムツはタイミング |
をみて排尿・排便を促したり、パンツで過ごすことの快適さを覚える事で、 |
外せるようになると考えます。自然に出来るようにはなりません。個人差は |
ありますが、2歳頃になったら、トイレでの排尿・排便を練習させて下さい。た |
だし、子どものストレスになるような叱咤・激励はいけません。気持ち良く出 |
来るようにお願いします。 |
|
と、いうことで、お会いできるのを楽しみにしております。 |
|