幼稚園近況2019・12・18
今年の秋も短く、さわやかな青空を満喫出来なかった気がします。11月中に吹く北風を「木枯らし1号」と言うそうですが、今年も木枯らし1号が吹かなかったのは地球温暖化の影響でしょうか。大雨洪水猛暑、土砂崩れ等の自然災害が日本列島のあちこちで発生しましたが、災害の後始末に追われている方々が、一日も早くいつもの生活に戻れますように願っています。
 12月になり冬の気候になってきました。園児の中には半袖・短パンで過ごしている子がまだ何人かいます。園服は長袖・半袖のポロシャツとベスト・スカート・半ズボン・体操服として半袖・短パンと冬用のジャージ上下があります。体操の正課指導がある日と月曜日は朝から体操服着用ですが、他の日は園で購入した服を着回して良いことにしています。着過ぎかなと思うほど着ている子と、寒くない?と聞いてしまう子がいます。コート類は自分に合った私服を着ていますが、未だに夏服の子はコートも不要です。保護者はほとんどの方が冬のコートを着ていますが、子どもは寒くない!と言って長袖もコートも着たがらない、と話す方がいます。本人が快適なら無理に着ることはありませんから、その辺は自由にしています。
 11月30日(土)に発表会(おたのしみ会)が終りました。歌や踊りは好きな子が多く、友達の演目まで覚えて練習の時には休みの子の代役希望が何人もいました。大太鼓やシンバルは担当が一人ですから代役がいませんが、幸いお休み無しで出来ました。オペレッタは、自分の前後のセリフは覚えていますから、欠席の時はその子のセリフも続けて言ってお話しをつなぎました。  どの子も自分の役を楽しみ、当日は大勢のお客さま・お父さんお母さんに舞台姿を見て頂きました。  子ども達の姿に涙腺が緩んだお母さん方が何人も見られました。うれしかったです。
 12月13日(金)はお餅つきをしました。予想以上にお父さんの参加が多く、杵を持つ力が強く滑らかなお餅になりました。力が弱いと杵を降ろす感じで、米が潰れにくくつぶつぶのお餅になってしまいます。力があると餅米がよく潰れ、滑らかで餅肌と云われるお餅になります。 今年の職員の餅は、何人ものお父さんが手伝って下さり、つぶのないおいしいお餅になりました。  子ども達は大きな声で応援して、おいしいお餅が搗き上がるお手伝いをして、杵を持って記念写真も撮りました。  あんこ・きなこ・みたらし・海苔など、お母さん達が作った何種類かのお餅の味も楽しみました。
大きな行事があった二学期が終りに近付きました。どの行事にも全力で取り組み、練習と成果を見て貰ってうれしかったこと等が、心身の栄養になった二学期です。桜と欅の葉が無くなり枝が良く見えます。砂場を覆う藤の葉は黄色になりました。以前より少し遅めながら冬の景色になった園庭です。この冬も雪が降らないことを願っています。   間もなく年末年始のお休みになりますが、皆様お元気にお過ごし下さい。
updated 2019/12/18