幼稚園近況2018・12・18
暖かいと言いながらも、12月になるとさすがに「寒いね。」の日が多くなってきました。
 園庭の桜はほとんど葉が落ちましたが、欅は夏の暑さ焼け?の為でしょうか。茶色に変色した葉がまだ残っています。 葉が落ちた桜の木に新しいカラスの巣を見つけました。高すぎてはっきり見えませんが以前と同じ針金ハンガーではなく、木の枝を材料にしているようです。台風の風でハンガーが無くなり、枝が散乱して集めやすかったかも知れない、等と勝手に想像しています。  
 1日(土)にはおたのしみ会(発表会)が終りました。暖かな天気で、お客さまには祖父母の方々も多く見られました。 年少はゆうぎ・年中は楽器と歌・オペレッタ・ゆうぎを分担し、年長は歌と楽器・オペレッタ・ゆうぎを発表しました。 初舞台の年少さんも衣装や髪飾り等で装い、ニコニコ笑顔で踊る姿が見られ、家族に手を降る余裕の子もいました。年中さんと年長さんの楽器は大太鼓・小太鼓・シンバルなど、日常ではあまり使わない楽器を使い、担任のピアノ伴奏に合わせて演奏しました。年中さんも年長さんも週に一度音学指導を受けていますので、それぞれ意気の合った演奏を聞かせてくれました。また歌う表情と可愛さに感激しました。
 年中と年長のゆうぎは、振りや間の取り方などにも、一年の成長の差が見られました。年中のオペレッタは音楽に合わせて、歌ったり移動したりしてお話が進みます。全員が役割に合う衣裳や小物を身につけて、楽しく演じました。年長のオペレッタは、セリフはマイクを使って話し、身振り手ぶりの動きもつきます。3本のマイクをつぎつぎと友だちに渡して話したり歌い手になったり、時には全員で歌も踊りもしました。大変なのは、マイクを誰から貰って誰に渡すか、等です。全部のセリフを暗記していないとマイクが止まってしまいます。マイクを受けたらすぐセリフを言いますが、忘れて出ない子には、隣の子がこそっと教えます。
 年中、年長組共に、フィナーレではみんな晴れやかな笑顔で「ヤッター!」感、いっぱいでした。 お客さまも満足と感激の表情でした。 練習した結果をお客さまに見て頂いた時の気持は、次の頑張りの力になるでしょう。
保育中の体験は子ども達の成長の糧になりますから、保育者は助言や見守りにも配慮が大事と思っています。
関のボロ市(本立寺のお会式)は9日の日曜日と10日でしたが、早い時間から混雑していました。道路いっぱいに並んだ屋台は、農具・正月用品・生活雑貨などから、食べ物屋さんに代わり近隣の方々で賑っていました。お会式が終ると「今年も終り」の感じです。
今年最後の行事は14日(金)の おもちつきでした。晴れて良い天気になり、お父さんの参加も多くお母さんと一緒にクラスのお餅をついて下さいました。 出来たお餅は保育室で係のお母さんが、餡・黄な粉・みたらし等のお好み味にして、搗きたて餅の味見をしました。蒸し上がって湯気で熱々の米と、親が搗いてお餅になる様子を応援しながら見た子ども達は、「お餅の出来たては、熱くて柔らかい」ことが、分かったと思います。
残り少なくなった今年と新年の楽しみは、クリスマスとお正月でしょうか。
流行が遅いと報道されたインフルエンザは、学級閉鎖が出始めたようですが、幸い当園はまだその兆しがありません。休み前に感染がなければ、お正月は元気に過ごせるでしょう。マフラーのような繊維より、つるつるしたドアノブやつり皮のような物に付いた菌のほうが、長生きして感染し易いそうです。 外出から戻ったら、手洗いうがいをしっかりして、感染予防に努めましょう。健康で楽しい年末年始をお過ごし下さい。
updated 2018/12/18