幼稚園近況2016・12・16
正門横の欅の葉があと2,3枚になりました。真っ青の空をバックに枝だけがすっきりと見えます。 最後の一葉はどれになるかなあ、と見上げながら、向かいの桜を見ると葉の代わりに蕾がびっしりとついて早くも春の準備完了の姿です。
 12月になり、3日の発表会・9日のお餅つきが順調に終りました。11月に54年ぶりの雪が降りましたが、行事の日は穏やかな晴天になり多くの皆様にご来園頂きました。 また武蔵関駅近くの本立寺お会式(関のボロ市)は毎年9、10日の二日間行なわれますが、今年は両日共に好天で多くの人で賑っていました。たこ焼き・焼そば・だんご・ケバブ・大判焼・バナナチョコ・等など。ゲーム類もあり子ども達に人気のようでした。天気が良いと出足が多くなり、お店を出した人も良かった、と思ったことでしょう。 関の市が終るともう暮の感じですが、幼稚園もお餅つきが終ると今年の行事は終りです。
 発表会は「おたのしみ会」と言いまして、おゆうぎ・楽器と歌・オペレッタの3種目をクラスで選んで発表します。年少組は全員お遊戯・年中・年長組はそれぞれに分かれます。 年中のオペレッタは、「大きなかぶ」の音楽劇をしました。音楽に合わせて物語が進行しますから、セリフに合わせた動作や掛け声等を大きな声で発しながら、楽しそうに発表しました。 年長のオペレッタは、「ピーターパン」でしたが、人気の役には希望者が多くオーディションで皆が納得する方法で決めました。初めの頃はセリフ覚えとマイクまわしが難しく、マイクが順調に回るようになると、会話のテンポが良くなってお話が分かり易く進行するようになりました。同時にお芝居の楽しさが分かり、セリフも動きもそれらしくなってきました。役になりきって堂々とセリフを言う子、恥ずかしそうに言う子等、様々でしたが、フィナーレでは晴れ晴れと歌う笑顔に達成感を感じました。
 楽器と歌のクラスもクラス全員で一つのことを練習します。皆で音を合わせて合奏と合唱の楽しさを知ったようです。
 お遊戯はグループ毎に練習しますが、踊ることは大好きですから友だちの振りまで覚える子がほとんどです。急に休みが出た時は、代役には困らないようでした。冬休みまで一週間あまり、おたのしみ会とお餅つきの余韻を楽しみながら、なんとなく満たされた気持で過ごしています。舞台の様子を思い出して絵を描いたり、練習で少なくなった分の外遊びをしたり、 いつもより遅めに落ちたどんぐりや、落ち葉拾いを楽しんでいます。
  今年も大きな怪我など無く年末になりましたが、このままクリスマス・お正月が迎えられることを願っています。  今のところ、インフルエンザ感染の子は出ていませんので、感染者が出ないように手洗い・うがいを 怠らないように気をつけています。
  皆様も健康に注意して、穏やかな年末年始をお過ごし下さい。
updated 2016/12/16