幼稚園近況2018・10・15
暑さ寒さも彼岸までと言われますが、彼岸過ぎには夏の猛暑がウソのように涼しくなりました。 9月末の台風24号は日本列島を縦断し、園庭の小枝と葉が大量に落ちました。広い庭が一面に枝葉で覆われ、運動会練習の白線などが全く見えない状態でした。出勤早々枝葉の片づけと履き掃除を職員全員で行ないました。  6日(土)の運動会は前日からの雨が夜半過ぎまで残り、水たまりがありましたが、園庭整備をして実施しました。日中は予報に無いほどの晴れになり、陽射しの強さに真夏を感じました。 園児が活躍する姿や、たくさんの笑顔が見られた運動会になり、ご来園下さった大勢のお客さまに感謝の気持でいっぱいです。  ところで、毎年発生する桜毛虫が園庭の桜に出ませんでした。またサザンカにつくチャドクガは、一枝に数匹がしがみついていただけでした。夏の猛暑が関係したのでしょうか。小さい虫には酷暑だったようです。木の下や幹にいるさくら毛虫に困惑していましたが、今年はその心配がなく微妙に寂しい?気持もあります。 いつの間にか夏から秋になり、庭の花水木の葉が色づき、桜は葉を落とし、どんぐりが大量に落ちています。台風の風で帽子がついたままの団栗が多く、団栗拾いの時期が少し早まった感じです。 子ども達は、落ち葉や団栗、庭の隅にある金柑と柚子の実の育ちなどを見ながら、季節の変化を体感しています。  運動会が終りこれからは「おたのしみ会(発表会)」の演目発表と役決めと練習が始まります。歌と楽器と踊り・お芝居等も好きな子が多く、練習して上手になるうれしさを知って欲しいと思います。  金木犀が少しだけ香って、柿が色づき園庭には枯葉が多くなりました。通り沿いのみかんも黄色に変わってきました。果物がおいしい季節です。新米も出回ってきましたが、近頃の子どもには「お米嫌い、お米離れ」が増えているそうです。片手でも食べられるパンも良いけれど、箸とおちゃわんを持って両手で食べるお米も、おいしいと思う子が増えて欲しいです。箸使いは脳の働きにも良いそうですよ。 おいしい食べ物を生産する人、加工する人に感謝、です。大事に残さず食べましょう。ごちそうさま。
updated 2018/10/15