幼稚園近況2020・6・23
緊急事態宣言が解除されて、6月1日に始業式と入園式をして幼稚園が始まりました。4月・5月と静かだった幼稚園に子ども達の姿と声が戻りました。  大人も子どももマスクをして、担任も顔半分マスクで隠れています。
初対面の幼児には顔半分しか見えない先生のイメージって、どんなかな?と思っています。
  幼児のマスクは熱中症になり易いとのことで、暑い日はしないほうが安全のようです。マスクに関しては保護者におまかせしていますが、マスクの子が多数を占めています。  大人は全員マスク着用です。子どもと庭に出ていると、マスクの下は汗で湿って外したくなります。  「自分が感染させたら大変。」と思ってかけています。見えない・匂わないウイルスは本当に困ります。    臭いや味が分からなくなる初期症状があるそうですが、それに気付いた時は感染していることになるのかな、と心配です。
  感染前にウイルスの存在が察知できれば、近付いたウイルスから逃げる事ができるのですが、蛾や蜂を避けるようには出来ないところが困ったことです。
  子ども達を前にして、予想はしていましたが3密を避ける事の難しさを実感しています。  1メートルも離れていることはできません。泣く子は抱っこしたり手をつないだり、濃厚接触は頻繁です。大きな声で泣く子、機嫌良く大きな声で挨拶する子等、様々です。 皆がそれぞれの椅子に座る短い時間は、一人ずつの距離は取れますが、ほとんどの時間は友だちと密接・密集して遊びます。
 新型コロナウイルスの感染者は下降線だけでなく、山形にうねるように増減していますので、まだまだ安心できません。
学校の給食の様子をニュースで見ると、一人ずつの間を空けて無言で食べています。幼稚園では間を空けることも無言も難しく、来月末までは午前保育の予定です。  
  当初は6月頃には大丈夫、秋になればいつもどおりに運動会が出来るでしょう、等と勝手に楽観していましたが長引きそうなことが実感できてきました。
 今は保育も預かり保育も接触時間を短くして、人が集まる行事は中止にして感染予防をしています。 今後は盆踊り・運動会・発表会など、新型コロナウイルスの様子と社会の状況によって、変更する必要がありそうです。予定が決められないもどかしさを感じています。
 少しの体調不良でも欠席する等をお願いしていますが、今の所欠席者は少なく各クラス0〜1、2名程度で推移しています。まだまだ心配な方ともう大丈夫かなと思われる方と様々ですが、テレビや新聞の情報を参考にしながら、保育をしていきたいと思っています。
   感染の心配を考えない、いつもの毎日がくる日を待っています。皆様もコロナにご注意下さい。  
updated 2020/6/23