幼稚園近況2021・5・31
昨年の5月は緊急事態宣言の為休園でした。木々の緑があふれるほどの園庭に子ども達の姿はなく、広い庭をなぜか「もったいない」と思ったりしました。
  今年は緊急事態宣言が出されても、幼稚園・保育園は通常通り開園していますから、子ども達の元気な声も遊ぶ姿も見られます。今年は新たな変異種が出てきて感染力も強いそうです。変移種は子どもにも感染し易いそうですから、友だちと距離を取ることが難しい子ども達は心配です。
  入園して2ヶ月近く、年少組の子ども達も持ち物の始末や手洗いができるようになってきました。  4月末からお弁当も始まりましたが、走る子もなく落ち着いて食べています。  連休の週末まで泳いでいた大小17匹の鯉のぼりは、来年までお休みに入りました。    
  子ども達は先日初めて園庭で全員体操をしました。年少と年長さんがペアになり、手を取り曲に合わせて体操をしました。 また、交通安全指導も園庭で行ないましたが、二人で手を繋ぎ信号を見て横断歩道を渡る練習を
しました。年長さんが年少さんの手をとって歩く姿が、頼もしくやさしく微笑ましく思いました。
 ところでオムツ離れをしていない年少さんが、少し増えた気がします。園ではオムツではなくパンツで過ごして、失敗したら取り替えながら、トイレで排泄することを練習しています。 3才で入園するまでオムツ着用の子の中には、トイレで排泄することに拒否反応が見られます。できれば入園までには本人の自立の為にも、パンツ着用にして欲しいのですが・・・。  成長するにつれ漏らすこと・オムツ着用のことが恥ずかしいことに思えて、友だちに知られることを隠したくなります。子どもの自尊心を守る為にも、入園前のトイレ指導をお願いしたいと思っています。 失敗した時の気持悪さを知って、トイレで排泄することの快感を覚えて欲しいのですが、それ以前に親の手間を省くことと安心を優先してしまうのでしょうか。 紙オムツが普及してからは、布団に世界地図を描いて、しまった!の子も、ヤレヤレと思いながら濡れた布団を干す親もいなくなり、親の安心と子の安眠の為にオムツは大変重宝で良い物と思いますが・・・。 誕生後のオムツの使用期間が長すぎる気がします。
ワクチン接種がいきわたり、安心して園行事を実施できますように、マスク無しでも大丈夫になりますようにと、願っています。
updated 2021/5/31