幼稚園近況2018・3・13
2月に降った大雪も消えて、園の庭には紅梅と寒緋桜が咲いています。クロッカスのあざやかな黄色もうれしく、春が確実に近づいていることがわかります。  でも安心は禁物です。春のような気温が急降下することもあるようですから、冬物コートなどはもう少し手元に置こうかな、と思っています。
ところで、年少組の子ども達も大きくなり、一年の間にずいぶん成長しました。話し方や持ち物の始末、友だちとの会話もしっかりしてきました。年中組の子ども達には年長組になるうれしさが芽生えています。
  雪が解けた庭で、ドッジボール・縄とび大会をしました。ドッジボールのクラス対抗試合では優勝のつもりが二位になり、悔しくてみんなで泣いたクラスもあったようです。悔しい思い出と共に、がんばったことも良い思い出になるでしょう。
年長さんは3年間で大きく成長しました。もう立派な一年生になれます。16日の卒園式には一人ずつに保育証書を授与します。練習では大きな声で「はい!」と返事をする
 年長さんがとても頼もしく見えました。  また当園では皆勤賞を出していますが、3年間皆勤が二人います。皆勤はインフルエンザ等の出席停止の場合も欠席ですから、事情に関係無く欠席がゼロの子どもに限ります。毎日送迎したお母さんも皆勤です。皆勤したくても病気になってしまう子もいますから、難しいところですが、結果として皆勤になった子どもには、賞賛の意味と今後の励みになって欲しい気持を兼ねて、賞を出しています。
  転勤等で一年間だけ通った子どもも、一年間皆勤ならば皆勤賞の対象になります。これからも「学校は毎日行く所」と思って通学して欲しいと思っています。今は「いじめ」の問題等がありますから、とにかく休まないことを最優先にすると困ったことになるかも知れません。  入学した子ども達が毎日通学したい環境と、交友関係に恵まれることを願っています。
  卆園式当日は晴れて暖かいお天気になり、晴れの門出になるといいなあ、です。
大人にとってはあっという間の一年間でしたが、子どもたちは目覚しい成長をしました。なんでも「親にして貰うこと」が普通と思っていた年少さんも、友だちの一言や手助けにうれしさを知り、友だちと遊ぶ楽しさを知ったことでしょう。仲良く遊ぶための約束や少しの我慢も覚えました。喜怒哀楽の感情も豊かになり、友だちと遊びながら言葉も増えました。幼児期の大切な時間をのびのび過ごせるように、来年度も見守っていきたいと思っています。ささやかなホームページをご覧頂きましてありがとうございました。来年度も引き続きよろしくお願い致します。
updated 2018/3/13